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一般質問

会議名

平成20年第4回定例会

質問日

平成20年12月11日 (一般質問)

議員名

平山寧

通告内容

1.市有財産の処分について
@10月の全協で、市有財産の処分についての資料が配布されたが、この処分説明は不十分である。従来の市の工業団地用地売却と同じ手順、売却先の確認、売却後の転売の有無の確認等々の詳細な説明を求める
A今回の売却対象物件は、狭小な廃止道路や水路敷地ではなく、面積合計も80,160.86平方メートルと広く、地目も宅地、山林、学校用地、田、原野である。売却単価についても、狭小な廃止道路、水路敷地の評価方法を適用するかのごとく、現況地目1平方メートルの評価額の2分の1とするのは納得できない。適正な公示価格があるはずである。説明を求む
B準備が整い次第、市財源の確保と保有財産維持管理費等の軽減を図るため積極的に売却するとあるが、同じ日に総務部長から稲敷市の財政状況は大丈夫との説明を受けました。売り急ぐ理由が不明で、説明を求める。
 また、維持管理費は年間いくらかかるか。全員協議会配布資料@からEまでは地目別に、Fにつては小字、地番、地目別に、たとえば神倉甲1133-1山林維持費○○○円のごとく、詳細な説明を求めます。
売却予定の物件の地図が示されましたが、Cの地図は分かりましたが、@ABDEの地図も求めます。Fの地図は大まかで分かりずらい。小字別、地目別の地図を求めます
C現在、世界も日本も100年に1度と称される金融危機と経済恐慌が始まろうとしています。このようなとき市有財産を売却することは、買い手がいないところで売ることをするわけですから、叩き売り、二束三文の売り方をするようになる心配があります。売却は5年から6年待ってみるのもよいのではないか。圏央道開通とあわせて考慮するのはいかがか、見解をお尋ねします
2.人口減少対策と地域社会の再生について
・稲敷市の人口は合併時(H17年4月1日付、住民基本台帳人口)49,772名から、H20年11月1日付47,748名と2,024名減少としています。地区別(町丁字別)にみると、増加地区と減少地区があります。担当者はどのように分析し、人口増加に結びつけるか、対策をお尋ねいたします。
・また、私の近所で孤独死が2件、親戚で1件ありました。これは地域社会の絆や結びつきが弱くなったか、失われた結果生まれたものと私は考えます。私は、光葉団地のある方から「この団地に求めるものは、この地域のかたがたがお互いに心を開き、温もりある心の通い合う、静かな生活ができることを求めている」と拝聴致しました。これは大切なことで、稲敷社会全体に求められるものであり、これがあれば孤独死も防止できると考えます。市に対しては、この温もりと心の通い合う街づくりにリーダーシップをとり、地域社会再生に力を発揮してほしいと考えますが、担当者のお考えをお尋ね致します

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